キャトル・セゾンで働いてもう十ウン年。
いろんな商品に出会い、
毎日の何気ない暮らしの中で教わったことがたくさんあります。
それまで何も感じず使っていた素材の違い、柳の種類、お花のある日常の暮らし、作り手の想い…など挙げるとキリがありません。
特に私の暮らしの中へ大きく入ってきて今でもずっと魅了されているのは「リネン」です。
いわゆるキッチンクロスとの出会い、
それは「麻」という素材との出会いでした。
洗うと柔らかくなること、吸水の良さ、汚れが落ちやすいこと、シワ感が風合いで面倒くさがりやさんにはぴったりなこと
麻にもフランス、リトアニア、中国など生産地がたくさんあること・・・など、どんどんその魅力にはまり、気づけばリネン収集家と化し、みるみる増えていきました。
写真はほんの一部です。
最初はカゴバッグの中にかぶせたり、
部屋の棚の上に敷いたりして柄を楽しんで使ってましたが、結婚してからはキッチンクロスやテーブルクロスとして使うようになるとリネン素材の良さがよりわかり、
実用的なものをより求めるようになりました。
クロスだけでなくワンピースなどのウェアも
リネン素材のものが増えました。
リネンが今ほど多くの店で見ることが少なかった当時にキャトル・セゾンでは多くのリネンを
取り扱っていたのです。
今でも、この先も、リネンは私の暮らしの中で欠かせない存在です。
リネンとの出会いのきっかけはキャトル・セゾンのおかげなのです。
merci!
quatre saisons nanba:noriko ishibashi
キャトル・セゾン なんば 石橋 典子
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[30人のコラム] リネンとの出会い
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