キャトル・セゾンで扱うCDの中に、私の生活の一部となった音楽との出会いがあります。
20世紀初頭にパリで大流行した〝ミュゼット〟と呼ばれるアコーディオンを中心とした大衆音楽です。
軽快で時に切ない音色は、当時のパリ市民の喜怒哀楽を感情豊かに、まるで物語を読み聞かせてくれるように表現しています。
気がつけばその魅力のとりこになっていました。
休日にはアコーディオンを弾いたりミュゼットを聴きながらゆっくりと過ごします。
また、ミュゼットの演奏を聴きに出かけては夢のように楽しい時間に元気をもらいます。
毎日の暮らしの中にお気に入りの音楽が流れている。
それだけの事だけれどなんだか気持ちが楽しくなったり穏やかになったり刺激を受けたり。
そんな時間を大切に過ごしていきたいです。